こんにちは、営業マンブロガーのばくちゃんです。今いる会社にこんな人いませんか??
- 全然売れない年配の営業マン
- 成績悪いのに愚痴ばかり言う営業マン
- 成績悪いがいつもお調子者の営業マン
このような営業マンはどこの会社にもいると思いますが、そんな営業マンからでも学ぶところはたくさんあります。
全然売れない年配の営業マンで圧倒的に多いのがやり方を変えない人です。
営業の仕事なのに同じ作業の繰り返しをする、こうなると営業成績が伸びなくなるので同じようにならないよう気をつけましょう。
成績が悪い癖に愚痴ばかり言う自己中(自分のことしか考えない)の営業マンも要注意です。
お客さんより自分が優先なので、自然とお客さんが離れていきます。
最後が成績が悪いがいつもお調子者の営業マンは行動が常に場当たり的な人です。
ではこの3つのタイプの営業マンからどういったことを学べるのかを解説します。
やり方を変えない
やり方を変えないですが、私が見てきた売れない営業マンの特徴で圧倒的に多いのが「やり方を変えない」営業マンです。
特にベテランほどやり方をずっと変えず、成績が上がらなくても気にしません。
売れないのには必ず原因があるのですが、それに気づこうとせずに同じ作業を繰り返し仕事をやっている人がいたらよく観察してください。
なぜやり方を変えないのか??
答えは何も考えずにやるのが楽だからです。
成果が上がるとか上がらないとかは関係なく、ただ何も考えず同じ作業を繰り返しやっていればいいと思っています。
しかもこういう人に限って「やり方を変えなさい」と指示があっても変えようとしないのも特徴です。
このやり方を変えない人ほど、1日の行動パターンが全く同じなのです。
それなので1週間の行動や1か月の行動を振りかえってみても、ずっと会社にいたり、他の人より行動力が極端に少なかったりします。
何を学べばいいのか?
売れない営業マンと同じ行動をしないことです。
売れない営業マンの行動パターンと自分の行動が同じだった場合は注意が必要です。
自分の成績が伸び悩む、下降気味の時は売れない営業マンと同じ行動をしていないかチェックしましょう。
売れていない時ほど色々と行動をするべきなんですが、案外出来ていなかったりします。
自分自身もそうなっていないか、売れない営業マンの行動をよく観察して自分に当てはまっていないかチェックしましょう。
自己中心的
自己中心的ですが、売れない営業マンほど自分中心に物事を考えてしまう人が多くいます。
本来、営業はお客さんを中心に考えて行動するのが基本なのですがそれが出来ない営業マンに自分がなっていたら注意してください。
よく街の洋服売り場や家電屋さんなどでこういう風景見ませんか?お客さんがお店に来たらすぐにそのお客さんのところに行き話しかける。
この行動は自分自身のことしか考えていない行動の1つなのです。
なぜ自己中心的ではダメなのか??
自己中心的な考え方の人は相手のことを考えて行動するよりも、自分が思ったことを優先して行動に移すので営業では損をすることが多いのです。
例えば会社の上司から「もっと成績を下げなさい」と言われてふてくされる人や「今月は成績が悪いから売らなくちゃ」と自分都合で行動するタイプが自己中心的な人です。
自分のことばかりを考えて行動をしているとお客さんにもそれが伝わり、商品が売れなくなるので気をつけましょう。
愛他的(あいたてき)に考えて行動する
愛他的とは自己中心的の対義語で他社の幸福を一番に考えて行動するさまのことをいいます。
相手の立場になって行動することが一番お客さんから信頼が得られる行動なのです。
お客さんの都合を考えずに一方的に話したり、訪問をする人では売れる商品も売れません。
まず先に考えるのはお客さんのことを優先して行動をすると自然とお客さんから好かれます。
売れている人ほど、自然とこういう行動ができているので売れる営業マンの特徴なのです。
場当たり的
場当たり的ですが、売れない営業マンのほとんどがこの場当たり的に行動する人です。
場当たり的とは思いつきで対応したり、事前準備や計画を立てないで行動することなんですが、売れない営業マンにはよくいます。
上司からの指示に対する受け答えからお客さんからのクレーム対応に至るまで、全て場当たり的に対応している為にいつも怒られてる営業マンが典型的な例です。
こんな人が身近にいましたらよく観察してください。
場当たり的ではなぜダメなのか??
この手のタイプの営業マンは問題が起こってから対応するタイプなので、常に対応が後手に回るためミスが良く起こるんです。
場当たり的にいつも行動している人は初めから「問題は起こらない」
「問題が起こったとしてもその時に考えればいい」と思っている人が大半です。
こんな人ではお客さんも心配で契約してくれるはずがありません。
場当たり的ではなくどう考えたらいいのか??
常に問題が起こることを想定して解決策を用意しておくことが大事になります。
この考え方を持っておくと不測の事態にも対応ができるのでお客さんからも信頼がされやすいのです。
お客さんは上手くいっている時よりも問題が起こっている時に、営業マンがどう接してくれるかで長い付き合いになるか決まります。
それなので商談でもクレーム対応でも必ずある程度の対応マニュアルなどを作っておき、場当たり的な対応をしないように準備をしておくとベストです。
まとめ
今回紹介した売れない営業マンから学ぶべきこと3選では売れない営業マンを反面教師としてみることで自分の成績に繋げる意識が大切です。
ずっとやり方を変えずに時代遅れなことを繰り返しやっても売れなくなるのは当たり前です。
数字に追われるとつい営業の仕事でも同じ作業の繰り返しをする人もいますが、自分がそうなっていないか確認しましょう。
自己中心的な考え方ではお客さんは自然と離れていきますし、自分の営業が通用しなくなるのも時間の問題です。
こうなる前に相手の立場になって行動をすることを第一に考えてください。
そうしたら自然とお客さんは増えていきます。
場当たり的な行動は問題が起こった時に必ず自分が苦労をします。
その場しのぎの行動は意外とお客さんにも見抜かれてますので、常に問題が起こることを予測してその対応マニュアルも作っておくようにしましょう。
どこの会社にも売れる営業マンより売れない営業マンが多くいますので、学ぶべき対象はたくさんいるはずです。
社内の人を観察するだけで自分自身の成長に結びつけることが出来るので積極的に行動しましょう。
営業では自己中心的に考えるのではなく、相手を中心に考えて行動することが営業では上手くいく1つの考え方です。
自分の周りにいる売れない営業マンをよく観察して自分と照らし合わせ、成績を上げることに注力していってください。